◆“倖田來未”をいつまで続けられるのか、不安や焦りがあった
――『WINTER of LOVE』は、バラード曲のみを収録した冬のバラードコレクションアルバムですが、その経緯から教えて下さい。
【倖田來未】 個人的にはバラードが好きで、オーディションでは、岡本真夜さんの「alone」と高橋真梨子さんの「For You」を歌いました。でも、デビュー当初はなかなかバラードを発売させてもらえず、それまで踊ったことのグッチレディース靴コピーなかった私に、歌って踊るセクシーな倖田來未をスタッフから提案されたんですよね。自分の思い描いていた理想像とは違ったんですが、期待に応えたいっていう一心でやり続けるなかで、「奇跡」で初めてバラード曲が発売できました。それからは、ダンスナンバーだけでなく、バラード曲も支持していただけるようになって。それが自信につながり、いつか大好きなバラードブランド服コピーだけを収録した作品が出せたらいいなと思うようになって。今回念願かなってバラードアルバムを発売することができました。
――15周年ライブでは、発売前の新曲「NO ME WITHOUT YOU」も披露し、盛り上がりましたが。
【倖田】 みんなが知らない新曲を1曲目に持ってくるのは、ものすごく勇気がいりました。今ではアンコールというものが当たり前になっていますが、私のライブでは、ファンのみなさんが自発的に私の曲を歌ってくれるという幸せな状況にあります。でも、この状況がいつまで続くのエルメスビジネスレザー靴か、“倖田來未”をいつまで続けられるのか、不安や焦りがあって……いつかみんなから「アンコール」って言ってもらえない日がくるのかもしれない、この気持ちを忘れたらいけないなって思いながら歌詞を書きました。今後へ向けた決意表明です